単に紬と称す場合は、着物の用語集では大島紬など蚕の繭から生まれる絹織物のことを指し、紬の浴衣と称す場合は、木綿糸で織られた綿紬のことを指します。
浴衣地としては厚手なので、夏場だけではく4月から10月くらいまで長い間着ることができる生地です。
ハリのある手触りと節があるのが特徴で、独特の風合いをかもしだすため近年人気が高まっています。
綿素材ゆえに自宅でのお手入れも可能で、花火大会や縁日といったカジュアルな場所の他、名古屋帯などのきちんと感のある帯を合わせれば、ちょっとしたお呼ばれにも着て行ける浴衣です。
糸を染めてから反物に織り上げるので様々な柄や模様にすることができ、季節に合わせて絵柄を楽しめます。