浴衣の用語集の１つとして、湯通しというものがあります。
その名の通り、浴衣をお湯にくぐらせるというものですが、そうすることで反物についている糊を落として自然な風合いを出す効果があります。
特に先染めされている浴衣の場合は、色移りを防ぐために糊で加工されており、ぱりっとした風合いになっています。
しかし素材がかた過ぎると着心地が悪くなってしまいますから、湯通しをすることで余分な糊をおとして体にフィットしやすくすることができます。
気を付けたいのは、湯通しをすることで綿素材の浴衣であれば縮んでしまうことが多いですから、自分の体のサイズよりも少し大きめのものを誂えるという事です。
反物からオーダーメイドで作るときは、業者が心得ていますから安心して任せられるでしょう。
