黒紋付は、着物の用語集に「紋の付いた着物」と説明されています。
葬儀などに着る機会の増える着物です。
黒紋付を着用する場合、5つ紋を付けます。
着物は格によって、数が「5つ・3つ・1つ」に分かれています。
5つは3種類の中でも、一番格の高い付け方です。
葬儀以外に結婚式を挙げる場合も、5つが選ばれます。
背中に付いているのは「背紋」、両胸のあたりに付けるのが「抱紋」、両袖の外側に付ける「袖紋」となります。
黒の浴衣には大人っぽさが感じられることからとても人気があります。
色柄ものに比べると汚れが目立ちやすいという特徴があります。
黒の浴衣に汚れがついてしまったときは、すぐにクリーニングに出したほうがよいでしょう。