間着は、着物の打掛のすぐ下に着るもののことです。
小袖という、少し袖の開きが狭いものが着用されます。
用いられる色が赤・白・黄色となっていて、それぞれ間赤・間黄・間白と呼ばれました。
色によって着用の時期が決まっており、間赤は主に二月、間黄は正月七日、間白はそれ以外の時期で着られます。
絹で織られ、刺繍など模様も施されているのが基本的です。
そこから広がって、上着と下着の間に着る服であるという意味合いや、合服・中間服というような冬と夏の間に着る服の意味まで持つ言葉です。
着物の用語集うちの一つとして覚えておいて、浴衣を着るシーズンである夏の前後には、この間着を着るようにしてみるとより幅が広がるかもしれません。